民間奨学金はタダで買える宝くじである
本記事では民間奨学金についての有益情報をまとめている。
基本的なポイント・注意点
・奨学金の申請時期は機関により異なる。一般的なのは新年度開始前後の3~4月。
・奨学金の申請は個人申請と大学申請の2種類存在する。大学申請は大学を通さないと申請できない。
なお、大学申請による奨学金の情報については大学側が申請時期・方法含めてい公開している。参考として北海道大学の令和2年度における民間奨学金一覧が載っているページのリンクを下記に載せておく。
https://www.hokudai.ac.jp/gakusei/pdf/syogakur2.pdf
・個人申請の奨学金については大学側が紹介していない公募があるので、ネット等で自力で探す必要がある。
・学振(DC1/DC2)の制度上では民間奨学金を併給可能ではあるが、民間奨学金側が学振との併給を禁止している場合が多い。
・企業の貸与型奨学金ではその企業に就職すれば奨学金の返還を免除してくれる場合がある。
・給付型奨学金では支援団体により贈与税がかかる場合がある。詳しい情報については下記リンク先を参照。
奨学金を受け取ったら確定申告は必要? | マネーフォワード クラウド
奨学金の採用基準
主に1.家計状況(所得・未就労学生の数等)、2.学業成績(研究成果・賞・GPA・課外活動等)、3.小論文・面接(研究計画・将来の目標等)の3要素で決まる。3要素のウェイトは支援団体による。
民間奨学金を獲得する確率を上げるには?
採用基準から考えると、1.GPAを高く保つ。2.課外活動(研究・部活・サークル・ボランティア・企業など)を頑張る。3.申請書・小論文、面接対策を行う。といった対策が考えられる。ようは就活と同じ。
また、申請書・小論文を書く際の参考となるサイトを以下に乗せておく。
そして何より重要なのは、ダメもとでもいいから奨学金公募に片っ端から応募してみること。(給付型の)奨学金はタダで買える宝くじである。買わない手はないだろう。
次回は個人申請による民間奨学金の紹介および探し方について紹介する。