大学では教えてくれない民間奨学金の探し方【企業・民間奨学金制度一覧】
前回は民間奨学金の抑えておくべきポイントについてまとめた。
今回の記事では、個人申請による民間奨学金の探し方および大学側が教えてくれない奨学金の一覧を紹介する。
探し方① 就活サイトLabbaseの奨学金検索機能を利用
理系大学生・院生向けの就活サイトLabbaseでは民間奨学金の検索が行える。
専門分野、給付型・貸与型、申請期間等の条件検索が行えるのでかなり使い勝手が良い。ただ、Labbaseに載っていない奨学金の募集も存在し、そのような隠れた奨学金こそ応募者が少ないため、採用されやすいといえる。
探し方② 大学の公式サイト・掲示板を頻繁にチェック
大学の事務はしばしば申請書類提出期限が短い奨学金の公募を急に発表することがある(公募を出してから申請書提出期限が一週間しかないなど)。見逃さないためにも週に一度は大学のお知らせ欄、掲示板をチェックするとよいだろう。
探し方③ ネット検索で探す
あとは言うまでもないが地道に探すこと。
以下に私が自力で探した大学側が公表していない、個人申請による給付型民間奨学金の公募をいくつか紹介する。
1.ユリウス・シュプリンガー奨学金プログラム
Natureの大学生・院生向けの奨学金。(2021年度の募集は終了)
2.理化学研究所 大学院生リサーチアソシエイト
理研と連携している大学院の博士課程向け。2022年度の締め切りは2021/10/25まで。
3.産総研リサーチアシスタント制度
国内すべての大学院生が対象。
4.東電記念財団奨学金
博士課程向け。2021年度の募集は終了。
大学生・高校生が対象。条件として口語詩句投稿サイト72hに詩を投稿する必要があるが、その分申請者も少なく、採用されやすいが詩に興味があることが求められる。(2021年度の募集は終了)
6.コカ・コーラ教育・環境財団 奨学生
高校生・大学生・大学院生向けの奨学金。2021年度の締め切りは10/31まで。
今後新たな民間奨学金を見つけ次第、本記事に追加していく予定。