北大理系大院生の研究生活

大学生・院生向けの有益情報(研究・お金)の提供、研究日記、読んだ本の紹介。

データはあるけど論文が出せない

 現在3つほど研究テーマを走らせており、そのうちの1つは論文1っ本分の実験結果が集まった。しかし、論文が書けない。理由は論文のストーリーがうまく書けないというのと、よりハイインパクトなジャーナルに出すためにはさらなる実験結果が必要という2点である。現在さらなる実験結果を得ようと実験を繰り返しているのだが、なかなかうまくいかない。今のままのデータで論文を出すのが無難ではあるが、個人的にはハイインパクトなジャーナルに出したいという気持ちも捨てきれない。ということで自分で期限を設定してそれまでに実験結果が得られなければ、このままで論文を投稿することにした。

 しかしいままでは、データはあるけど論文が出せないと言う人の言わんとすることが理解できなかったが、今回の経験を踏まえやっと理解することができた。この状況をたとえるなら、株式売買で損切りするタイミングを考えるときだろうか。なんにせよ精神衛生的に良い状況とは言えないのであまり深く考えないことにする。

 

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