2020-01-01から1年間の記事一覧
シコシコと論文を執筆中なのだが、ただただしんどい。 先行研究よりポジティブな結果が出たからと言ってすぐに論文が書けるかといえばそうではなく、実験結果の裏付けや論理的に矛盾のないようにメカニズムを説明できなければ論文を投稿しても受理されない。…
「研究は自己満足だから」 研究室の同期の言葉である。 彼女は勉強は得意だが研究するのは苦手という典型みたいな人であり、僕みたいな研究大好き人間とは真逆の価値観を持っている。修士課程に入ってそうそう研究が嫌になり、コアタイムの時間しか研究室に…
タイトルはうちの大学の教授のことではない。 新潮文庫で出版されている今野浩のエッセイである。 工学部ヒラノ教授(新潮文庫) 作者:今野 浩 発売日: 2015/06/26 メディア: Kindle版 著者の今野氏は東工大の名誉教授であり工学部の実録秘話が本作では描か…
日立と北大が、博士課程学生に対する研究支援「北大・日立協働教育研究支援プログラム」を開始することに合意 https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/02/0204a.html 北大の博士課程学生に朗報が飛び込んできた。 なんでも記事によると北大の博士課…
前編の記事はこちら ysksoftame.hatenablog.com では前回に引き続き、研究室の選び方を紹介しようと思う。 研究室を選ぶ際の基準および知るべき情報を希望する進路ごとに以下に示す。 1.学部卒で就職する場合 この場合は対して研究をしなくても卒業させて…
研究室配属の時期になったがどこの研究室に入ればいいのかわからないという学生は多い。かくいう私もその内の一人だった。結局最後まで明確な理由がないままに配属を決めてしまったが、結果的に私は配属された現在の研究室に満足している。だが一方で、同期…
雑誌に投稿するための論文の作成、学振の申請および学会参加の準備ととんでもなく忙しい日々を送っている。今までは北海道の冬が嫌で嫌で仕方なかったのだが、それが気にならないほどの多忙ぶりである。特に頭を悩ませているのが論文の投稿で私が主著として…
雪舞う朝の通学途中、私は大学のバス停で構内を循環するバスを待っていた。バスが来るまで5分ほどある。スマホを取り出しバッテリーを見ると7%と表示されていた。これくらいなら5分くらいもつだろうと思いSNSのアプリをタッチした瞬間、スマホがシャットダ…
当たり前だが、研究熱心な院生に比べ、研究をしない院生は就職活動に時間を当てることができるので、面接やESなどの対策を練る事ができる。またインターンにも行きやすく、早期で内々定を得られる。対照的に研究熱心な院生は研究職志望であれば研究しない組…
私が所属する大学院の修論提出締め切りが残り2週間を切った。なのにM2のS先輩はまだ修論が10ページほどしかかけていないし、それどころか実験結果もまともに出ていないし、修了要件である学会発表もまだできていないという三重苦状態である。修論はうちの面…