他人ではなく自分の行動を変えるほうが合理的という話
我々が抱えている問題のほとんどは他者が存在することにより発生している。しかし、自由意志を持った他人の行動を変えさせるのは困難であり、彼らを自分の思い通りにしようとすると、さらなるメンタルの悪化を引き起こしかねない。ゆえに他者を変える努力に注力するのではなく、自分の行動を変える努力をしたほうが問題解決の方法として有効である。
具体的には、
・研究室がうるさいなら作業場所を変える。
・実験装置の予約がいっぱいなら休日に実験する。(その代わり平日のどこかに休みを設ける)
・共用の溶液、実験器具等を使用するのを辞め、自分専用のものを用意する。
など。
問題の解決そのものよりも自分と他者の損得の感情を優先するのであればこの限りではない。