北大理系大院生の研究生活

大学生・院生向けの有益情報(研究・お金)の提供、研究日記、読んだ本の紹介。

論文がアクセプトされた件

 今月、僕が筆頭著者の論文が某国際雑誌でpublishされた。

 修士1年の時から書き始めていたのだが論文を書いている間にいつの間にか、修士を修了し、博士課程1年の秋になっていた。なぜこんなに時間がかかったのか原因を考えてみると、主に3つ浮かんだ。1つは実験結果についての説得力のある説明が浮かばなかったこと。2つ目は指導教員の考えが頻繁に変わり、論文のストーリーがころころ変わったこと。3つ目はこれが僕にとって初めての論文であり、論文の書き方が分かっていなかったことである。

 その対策を考えてみる。1番目は僕の知識不足が原因なので、教科書、論文を読む。2番目は指導教員に大きな責任があるが、僕自身が指導教員を説得させられるだけのストーリーを構築することができなかったということでもあるので、論文、ネット検索、本を読むことで論文構成力を養う。3番目は場数をこなして慣れるしかない。

 また、論文の構成を常に考えながら実験を行うようにする。そうすることで論文化にはどんなデータが必要なのかなどを考えることができるので、実験の効率が向上するはず。